MiniTool Partition Wizard 12へバージョンアップ
ダウンロードGoGo!で販売中のMiniTool Partition Wizardがバージョンアップして12になったので、ここでご紹介したいと思います。
MiniTool Partition Wizardは、高品質なディスク管理ソフトです。
本来はディスクのパーティション管理ソフトなんですが、ストレージの健康度チェックからデータ抹消、データ復元、ドライブ単位での複製までやれるという、総合ディスクユーティリティなんです。
今回そのMiniTool Partition Wizardがバージョン12にアップグレードされたのですが、果たしてどうなったのでしょうか。
Partition Wizardの見た目が刷新、ブルーの統一感が格好良い!
MiniTool Partition Wizard 12を起動させると、まず見た目が大幅に変わったことに気づくはずです。
ちなみに以前はこっち。

システムカラーがブルーに統一、格好良くなりました!
タブ切り替えで操作でき、この画面ひとつで作業できるようになっています。
パーティション単位での復元操作の画面です。
復元したいディスクを選んで、ディスク全体か、パーティションかを選択するだけで、消えてしまったはずのデータを復元できるかも知れません。
ディスク使用状況。
ドライブ内での占有率順に並べます。どのファイルが大きいのかを瞬間的に把握できますね。
ベンチマークテスト。
条件を細かく設定してベンチマークを計測できます。
新たに登場「プロ・デラックス版」
旧バージョンは入門用の「プロ版」と、個人向け上位版に当たる「プロ・アルティメット版」の2種類に分かれていたのですが、バージョン12からは「プロ・デラックス版」が新たに加わりました。
また、ライセンスに少し変更があり、「プロ版」「プロ・デラックス版」については使用期間が1年間限定となります。
ずっと使いたい方は「プロ・アルティメット版」を選択する必要があります。
プロ版(1年ライセンス)
個人向けの入門用。できること70%くらい。
ちょっとお試しで使ってみたい、そこまで本格的な用途じゃなくても良い人向け。
プロ・デラックス版(1年ライセンス)
個人向けの上位版。できること100%。
個人ユースで考えられるあらゆるメンテナンス、諸設定が完璧にこなせる。
プロ・アルティメット版(永続ライセンス)
個人向けの上位版。できること100%。
プロ・デラックス版と同じ機能だが、ライセンスが永続化し、3台のPCにインストールできるようになる。
サーバ版(永続ライセンス)
サーバ対応したバージョン。サーバ1台用。ここからPartition Wizardの「本気モード」。
エンタープライズ版(永続ライセンス)
サーバ+クライアント機両対応。社内合計99台までインストール可能。
テクニシャン版(永続ライセンス)
サーバ+クライアント機両対応。自社、または取引先のPC299台までインストール可能。
この分野のソフトにしてはかなり高額ですが、元々大規模ネットワークシステムで運用することも想定して設計されているソフトなので、性能は折り紙付きです。普通の人が使うのに文句の出るようなレベルではありません。
その他変更点
大きな変更点は、「操作画面が変わった」「プロ・デラックス版が登場した」「1年間ライセンスになった」というあたりですが、その他機能面では下記のようなものもあります。
写真とビデオのデータ復元品質の改善
MBRディスクをGPTディスクに変換するときのパーティション損失のバグ修正
ファイルシステムチェックを確認するためにY/Nオプションを選択できないバグを修正
特に注目するべきは、「写真とビデオのデータ復元品質の改善」ですね。
データ復元機能の中でネックになるのは、通常の文書ファイルよりも、フォトデータ、ムービーデータの種類です。
復元できた場合でも、ブロックノイズが発生していたり、最悪、途中で止まったりする場合もあります。
専門ソフトでも、完璧に仕上げるのは困難な作業となるのですが、この部分をMiniToolでは重要視し、クオリティ改善にずいぶん苦労したようです。
新しいMiniTool Partition Wizard 12をぜひお試しください。