外出先で込み入ったメールを書いたりとか、Excelの書き換えを大幅にしなければならないとき、さすがにスマホだと辛いですよね。
iPadがあれば、ちょっとバッグが重くなるけど、作業効率は大幅に向上します。
でも、キーボードがあるともっと便利になります。
ただし、これ以上は重くしたくない!
iPad 9.7インチ 2017年モデルは469g。
私は裸族なので、基本的に液晶フィルムしか貼っていません。
恐らく470gといったところですが、ざっくりコカコーラ1本持って歩くのと変わりません。
ここにさらに上乗せするのは、できれば避けたいところ。
でも、それ以上に安定性重視。
快適にするのが目的なのに、不安定な機器では意味がありませんよね。
安定性を担保しつつ、軽いもの、何か良いものはないかなぁ……
ネットを探し回って行き着いたのが、Anker Ultra-Slim Bluetooth Keyboardでした。

Anker好きな私としては、これは興味をそそられます。
つい先日もUSBハブの一件に絡んでAnkerの製品を買っていますが、不具合もなく、快適に使えていますよ。

今回もAnkerさんの製品にすることにして、早速購入してみました。
お値段2,000円ちょい。やっすいなぁ……
AnkerはパッケージもApple寄り。
好みはあると思うのですが、ちょっとデザインにこだわったパッケージを使っています。
取り出してみると、軽っ!
製品仕様によると190gだそうです。
AppleのMagic Keyboardが231gなので、それよりも軽い……単4乾電池2本入れるとどうかな?
お! 216g! 誤差程度ではあるけれど、軽いです!
Apple Magic Keyboardは、Appleお得意のアルミ成形とプラスチックでできていますが、Ankerのキーボードは多分オールプラスチックです。
厚みもリチウムバッテリ搭載のMagic Keyboardの方が薄くて良い感じ……
図らずもAppleのモノづくりのレベルの高さを見せつけられましたが、Ankerは2,000円、Appleは10,000円です。
持ち運んでいて壊したときの精神的なダメージを考えると、Ankerの方が気軽に持ち出せそうな気がします。
この差をどう解釈するかで、選択する感じになりそう。。
キートップの間隔は悪くありません。
キーボード自体の寸法はだいたいMagic Keyboardと同じ感じなので、さほど詰め込んだ感はありません。
ただ気になったのは、「Backspace(Delete)」と「Enter」の間に「| \」のキーが入り込んでいるところ。
Enterはよく使うキーなのに、そんなところにあると邪魔だなぁ……
あと、キーストローク深めです。
Magic Keyboardはペッタンコのキーをしていますが、Ankerキーボードはキーに少し高さがあって、打鍵感が心地よい感じがします。
ここも人によって好みの分かれるところですが、打鍵感がある方が良い方はAnkerキーボードは良さげだと思います。
裏面に単4乾電池2本を入れます。
1日2時間くらい使った場合で、約3ヶ月くらいもつそうです。
スイッチ。使わないときはオフにしておきましょう。
使い方は簡単で、iPadにログオンしたらキーボードのスイッチをオン。
iPad側のBluetoothがオンになっているのを確認したら、
キーボードのFnキー+Zキーを押せばiPad側で掴んでくれます。認識させればすぐに使えるようになります。
キーボードの立ち上がりは非常に早く、例えばメモを開いて何かキーを押せば2秒くらいで接続されます。
キーの反応も速く、特に変なラグに悩まされることはありませんでした。
一応念のために書いておくと、iPadの基本的なキーボードは英語キーボードです。
別にAnker仕様で英語キーボードなわけではありません。@を打ちたいときは「Shift+2」です。
先にも書いたように、なぜかEnterキーが小さく、真上に「| \」のキーが入り込んでいるのは微妙に気になりますが、とりあえず使い心地は悪くなく、まあ、出先だし我慢するか……という感じです。
ここさえ割り切れる方で、打鍵感が良いものを探していて、軽い……その1gを削り出したい方には良い商品だと思います。
お奨めです。
最後に、iPadキーボード設定ですが、Ankerキーボードが有効な状態で「設定」ー「一般」ー「キーボード」を見ると「ハードウェアキーボード」という項目が出てきています。そこをタップして、「自動大文字入力」「自動修正」などをオフにすると、勝手に英文最初の1文字目が大文字になるという邪魔仕様をカットすることができます。
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