

USBハブを経由して外付け機器を接続している場合、機器に対する給電が不安定であることが原因となって動作不良を引き起こす場合があります。
USBハブがセルフパワー方式であれば安定化することもあるよ、という記事を書いたのが2019年のお正月明けのことでした。
その記事に合わせてAmazonで絶賛販売中の中華製セルフパワーのUSBハブを買ったのですが、その後Macのスリープ中に周辺機器が起動・休止を繰り返すように……
Appleさんに仕様だと押し切られつつも諦めきれず犯人捜しを継続していると、なんとこの中華製USBハブが原因だったことを突き止めた……というのが前回までのお話。
やっぱり安けりゃ何でも良いってのは、あんまり感心しない考え方でした。
下手なの挿して、本体のパソコンが壊れたら目も当てられません。
高級品じゃなくとも、安価品には十分注意しないとなぁ……
そこで新しいUSBハブを色々探し始めたのですが、
その中で、こんなのを見つけました。
Anker 7-Port USB 3.0 Data Hub
お値段5,999円(税込)。
前回購入した中華製USBハブに仕様は似ています。
セルフパワー方式で、パソコンにUSBケーブルで接続する一方、コンセントにも接続して電力の供給を受けます。
ポートのうち3つはパソコンの電源が落ちていても給電できるので、スマホやタブレットなどの充電にも利用できます。Ankerでは「PowerIQ」というテクノロジを用いて、その機器が耐えられる速度を検知して急速充電を行ってくれるという超スグレモノです。
ですが、2019年5月時点で公式サイトはSOLD OUT。
他のお店でも売り切れというところが多いので、ひょっとすると終売なのかも知れません。
現在はAnker 10-Port USB 3.0 Hubか、Anker 14-Port USB 3.0 Hubの2種類が在庫ありになっていたのですが、
この2機種は前述のPowerIQが1ポートしか搭載されていないので、できるだけAnker 7-Port USB 3.0 Data Hubを手に入れたいと思いました。
偶然ヨドバシカメラで最後の1台が確保できたので、早速購入してみました。
ブラックがキレイ。
Ankerと言えど実は中国の会社なのですが、ここは製品がカッチリしてあって品質が高いです。
一応有名ブランドですから、万一のサポートや保証もしっかりしています。
リニーズ林も、これまでバスパワーのUSBハブや、USB-Cケーブルなどを購入しているのですが、不具合に見舞われた経験がなく、品質的には問題のないレベルだと思います。
左側にUSB-Bプラグ、右側にACアダプタを挿します。
早速Macに取り付けてみました。
なんなく接続完了。
トラックボールのUSBなどを接続してみました。
ちょっと画像が粗いですが。。
これまで使っていたUSBハブは、通電すると青色LEDや赤色LEDがバンバン光ったのですが、Ankerは控えめな光点がひとつ。
実物では青色LEDの光で、写真ほど光っていません。
PowerIQもLightningケーブル、USB-Cケーブル、あと別の機器の充電用ケーブルが常時挿さっているので便利。
さて、問題はスリープ時に例の挙動を起こすかどうかですが、
この記事を書くまでの3日間、ずっと試していましたが、1度も勝手に立ち上がることはありませんでした。
素晴らしい!
Anker製品は耐久性も高いので、当分はこの問題も起こらないでしょう(と願っています)。
スマホの充電スピードもかなり速くなったし、良い買い物だったと思います。
是非皆さんもUSB周りでトラブルを抱えていたら試してみてください。
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