【初歩の初歩】 HP6300 aioをカスタマイズする。後半戦

【初歩の初歩】 HP6300 aioをカスタマイズする。後半戦

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友人に頼まれて、HP6300 All in Oneをカスタマイズすることになりました。
同志諸兄は初歩的すぎて欠伸が出ると思うのですが、初心者の方向けの手順書代わりの記事です。
気軽にお付き合いいただけると嬉しいです。

さて、前回までにWindows 8.1 Pro 64ビット版のインストール作業が無事に完了しました。
今回は、初期メンテナンスをしながらWindows Updateを行い、納品状態まで持っていきたいと思います。
まず、Windows 8.1 Pro インストール直後の様子から。

商売でやっている場合、原則としてパソコンは「工場出荷時の状態に戻して」販売しています。
つまり、そのパソコンが店頭販売されていた当時と同じ状態に戻しているのですが、初心者の方からはたびたびこれが原因でお問い合わせが入ってきます。
今回は、ちょっとその辺の事情にも触れておきたいと思います。

初心者の方は、この「インストールほやほや」の状態のパソコンを手にして、電源をON、そこから間もなくWindows Updateへと向かってしまいます。
Windows Updateも、字面だけ眺めて、なんだかよく分からないままインストールを開始……数時間後、ブルースクリーンになったり、起動しなくなって英文ばかり表示されている画面になったり、表示が乱れて手がつけられなくなったりしてしまいます。

または、Windows Updateってなに? 聞いたこともないよ? という方も一定数いらっしゃって、そのまま手持ちのソフトをインストールしたり、プリンタなどを接続して……以前は同じWindows 8.1でもちゃんと使えていたソフトをインストールしたら、パソコンが起動しなくなったり、表示がおかしくなったりしてパニックになるパターンも結構あったりします。

じゃあどうしたら良いの!? という疑問の答えになるのが、今回の記事です。
こうやってパソコンは乗りこなすんです。

HP6300 aioは結構前のパソコンです。
調べてみると、2012年ごろに製造された機種のようです。ということは6年前です。
この6年の間に、いろいろ技術が進化していますから、メーカー(このパソコンの場合はヒューレットパッカード社)も発売後に機能をアップさせるためのソフトや、最新のWindowsの仕組みに対応できるようにアップデートをしている可能性が高いのです。
Windows Updateを入れる前に、まずはメーカーの更新情報をチェックする必要があるわけです。

ヒューレットパッカード製のパソコンでは、プログラム類の更新情報を一手に管理できる「HP Support Assistant」というソフトが用意されています。
検索すると一番最初のリンクに出ていることが分かります。

ヒューレットパッカードのホームページ。
おぉ、まさにこのソフトです。早速このページからダウンロードしましょう。

ダウンロードしたファイルです。
初心者の方向けにヒント。ダウンロードしたファイルが見つからない?
Exploreを開いて、左側の一覧から「ダウンロード」という項目を見つけてクリックすると、たぶん見つかるんじゃないかな?

さっきのアイコンをダブルックリックして、HP Support Assistantをインストールしましょう。
すぐにインストールは終わると思います。

無事にインストールが完了すると、こんな感じに起動します。

「自分のデスクトップ」に正しくHP6300 aioが登録されていますね。
その下にある「更新」をクリックしましょう。

すると、こんな感じで更新プログラムがリストで表示されます。
画面上には「Intel 1217 NIC Drivers」とありますが、これはネットワーク関係のドライバですね。

何度か実行すると、「利用可能な更新プログラムはありません」と表示されます。これで無事に完了です。

システムのプロパティで確認。
メモリ等も正しく表示されていますし、特に問題もなさそうです。
写真撮り忘れましたが、左上にある「デバイスマネージャー」をクリックして確認し、パソコン内部のドライバ不備も見つからないことを確認しました。
ここまでで、下準備は完了です。

慎重を期す場合、この段階でバックアップを録ることをお勧めします。
外部のバックアップソフトでも良いですし、手軽なところではWindows 8.1 Proの標準機能で「USB回復ドライブ」を作成するのも良いでしょう。
このUSB回復ドライブはUSBメモリにもバックアップが録れるので便利です。

詳しくはマイクロソフトの公式ページ内に手順があるので、参考にしてみてください。

さて、いよいよWindows Updateです。
「今すぐチェックをする」をクリックして開始します。

チェックが始まりました。
ここからが長い。もうこれはWindowsの宿命です。

この後、更新プログラムが鬼のように出て来ます。数百とか。
これを順番にインストールしていくのですが、少しだけヒントを。

まずは「重要な更新」だけを先に済ませましょう。
「推奨される更新」も必要といえばもちろん必要ですが、まず先に「重要な更新」を。
終わってから「推奨される更新」に手をつけるようにしましょう。

あともうひとつ。一気に数百やると、不具合が発生しやすい傾向があります。
30〜50くらいを目安にインストールしていくと、比較的心の安寧が得られます。

また、インストールしてから動かないように感じたら、シャットダウンすると良いです。
シャットダウンの際に「更新プログラムをインストールしています…」と表示され、とりあえずダウンロードを終わった分だけ先にインストールをやってくれます。
このように、少しずつ切り崩していく感じでWindows Updateやっていくことが、比較的速やかに完了するコツかな……と思ったりしています。

はい、無事に完了です。
お疲れさまでした!
作業時間はおおむね2日間。
意外と操作する局面が多くて、なんだかんだ付きっきりで作業していました。
仕事が忙しいタイミングだったら、絶対無理だったなぁ……
友人に引き渡して、しばらく経って無事に動いているらしいことを聞いてホッとしながらこの記事を書いています。

 

初心者の方は、「だったら、ここまでやってよ!」と思うかも知れません。
まず費用対効果的に無理です。前編を朝からスタートして、翌日の夕方まで掛かっています。
友人から、しかも代金ももらってやっているので今回は作業していますが、リニーズが提供する格安の中古パソコンに、ここまでの労力は掛けられません。
やり出すと、結構付きっきりになりますしね。

それに、工場出荷時の状態で出すのには、技術的な理由もあるんです。
工場出荷時の状態とは、メーカーによって設定された、そのパソコンの標準状態のことです。
この状態で動いている限りは本体の故障ではありませんよ、というメーカー側の証明という側面があります。
iPhoneやiPadなども、「環境設定」-「一般」-「リセット」でリセットの操作をして再販に出しますが、これと同じことだと思っています。

また、初心者の方とは真逆に、パソコンに慣れている人にとってみると、実はあれこれ作業をするのは「余計なお世話」に感じる場合が多いのです。
玄人さんは、こんなことは言われなくても分かることで、毎日の飯を食べるのとほぼ同じ感覚です。
むしろ、自分の決めた順番に作業をしていく方が快適に動作する、自分の好きな設定で組み上げていきたい、という気持ちの方が強いので、「余計なことはするな」というのが正直なところだと思います。人によってはそうじゃない人もいるかもですが。

初心者の方は、いきなりブルースクリーンに突入したせいで故障品だ、と思うかも知れないのですが、実を言うとこういう事情があったんだということをご了解いただけると嬉しいです。
長らくのご購読、ありがとうございました!

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