2020年も Windows7 を使い続けるための3つの条件とは?

未改修

Windows7 を使い続ける方法

2020年も Windows7 を使い続けたいという人は、実際にかなり多いです。
ニュースサイトなどで「Windows7 終了」という記事を見て、少なからず不安を覚えて当サイトに流れ着いた方も少なくないと思います。

・このまま Windows7 を使い続けると、何が起こるの?
・セキュリティソフトが入っていれば大丈夫なんじゃないの?
・ネットに繋がなければ良いんでしょ?
・そもそも本当にそんなことになるの?

今日このページを見ている方は、ラッキーです。
ソフトウェア業界に20年携わり、現在はソフトウェアベンダーとして世界各国のソフトを吟味し、日本への上陸を支援する活動をしている僕が、初心者向けに Windows7 を取り巻く状況を分かりやすく解説し、3点に絞って、皆さんにも実現可能な対策をお伝えします。きっとこのページでお悩みを解決しますから、最後までぜひご覧ください。

結論から言ってしまうと、2020年も Windows7 を使い続けるようにすることは可能です。
ただ、知っておいて欲しいこと、考えを改めて欲しいこともあります。
まず最初に、Windows7 のサポートが終了するというのは、どんな意味があるのかについて説明します。

 

セキュリティ

このまま Windows7 を使い続けると何が起こるの?

2020年1月14日をもって、Windows7 のサポートは終了となりました。
今後は、もし不具合が見つかっても放置されますし、セキュリティ上の欠陥が見つかっても修正されません。
なにか起こってもマイクロソフトやパソコンメーカーは責任を取りません。
すべて自己責任ということになります。

「そんな、酷いじゃないか!」

そんな声も聞こえてきますが、テレビや冷蔵庫、洗濯機なんかでも生産終了というのがあるから、それと同じことだと思ってください。

サポートが終了した Windows7 は、どうなってしまうのでしょうか。
まず、セキュリティの秩序が崩壊します。

コンピュータウイルスを作ったり、他人のパソコンに侵入することを趣味にせよ、生業にせよ、そういうことに手を染めている人たちの耳には、「どうぞ、もう自由になさってください」と聞こえています。

しかも、未だに Windows7 には多くのユーザが残されていて、彼らの多くは狼が見ているのにも気づかないでメーメー言ってる羊のように見えています。

そりゃ狼が牙をむくしかないでしょう。
絶好の狩り場なんです。

 

試しに想像してみてください。
自宅の玄関に鍵をかけず、入口に「留守にします。鍵はかけずに出て行きました。帰宅は明日の12時」と書いた札をぶら下げて、温泉旅行に行ってのんびり過ごせる人がいるでしょうか?

これまでは仮にも守られていましたが、今後は積極的に狙われに行くことになるため、すごく危険度は上がるはずです。

まあ、大体そんな感じです。

セキュリティ以外にも、今後登場する新しい技術に対応できないものが増えていくでしょう。
分かりやすいところだとソフトです。今後登場するあらゆるソフトが Windows8 以降への対応になるはずです。
ネットの技術にも置いていかれますから、やがて表示されないページが出てきたり、動作できない Web アプリが増えていくものと思われます。

 

セキュリティソフトが入っているし、大丈夫じゃないの?

割れた窓ガラスを補修するのに絆創膏では足りません。
セキュリティソフトは絆創膏に過ぎません。切り傷・擦り傷なら対応できますが、割れた窓ガラスの補修には小さすぎます。
もちろん、ないよりはマシです。でも、あっても無意味です。相反していますが、そんなイメージです。

 

Windows7がサポート終了! その後セキュリティソフトはどうなる? 各社調査してみた。
2020年1月14日、Windows7の延長サポート期間が終了しました。 現時点でWindows7は完全放置状態となっており、どんな欠陥が見つかっても修正されることはありません。 特にセキュリティ上の問題は深刻で、虫食いの革袋に水を注ぐがご...

当リニーズメディアで、現在最もアクセスの多い記事ですが、ここに書いてある通り、セキュリティソフトのメーカー各社ともにおおむね2021年くらいまではサポートを継続するとしていますが、どこのメーカーさんに聞いても「危なすぎるので、早めに買い替えてね」と必ず言われました。

 

異彩を放つ国産セキュリティソフト AppGuard Solo とは?

そんな中で、1つだけ異彩を放つソフトがあります。
AppGuard Solo。国産の本気系セキュリティソフトです。

 

今回の「2020年も Windows7 を使い続ける3つの条件」のひとつ目です。

このメーカーだけは、次のように説明して自信を見せました。

セキュリティレベルに揺るぎなし。
期間未定ながら当面の間は Windows7 もサポートします。
しかも安全性は今までと何ら変わりません。
PC上に侵入するマルウェア等の量が増大しようが、変わらず防御するだけでございます。

このコメントが影響してか、ここ最近 AppGuard Solo は売れに売れまくり、注文の来ない日がない勢いです。
安心が欲しい、
助けて欲しい、
そんなユーザの心をガッチリ掴んでいます。

リニーズは、この AppGuard の公式販売店(リセラー)の認証を受け、ダウンロードGoGo!で取り扱っています。
特にリニーズでは、最悪、もしこれを突破された場合、最高500万円まで復旧費用を負担してくれる独自のサイバー保険を用意しています。これはリニーズ独自のサービスなので、自信を持って「AppGuard ならうちで買え!」と言いたいです。
※ リセラーの登録はリニーズではなく、社名のノイテックス有限会社です。

AppGuard Solo を入れれば、ひとまず安心です。
さっき書いた「割れた窓ガラスを絆創膏で補修する」というのは、AppGuard であれば、「割れた窓ガラスをダクトテープで補修する」くらいの効果があるはずで、とりあえず当面は安心していただいて大丈夫です

 

[nlink url=”https://d-gogo.com/products/detail/8″ title=”AppGuard Solo 米軍や国家機関で制式採用 当サイト独自のサイバー保険付き” img=”https://d-gogo.com/html/upload/save_image/0923103902_5ba6eeb632b47.png” excerpt=”20年間、アメリカの国家機関や軍施設といった超過酷な環境下で使われていたにも関わらず、1度も破られたことがない、鉄壁の防御力を誇る最強のセキュリティソフトです。恐らくこのソフトを上回る性能のセキュリティソフトは、地球上に存在しません。”]

 

具体的にどうなるの? うちのパソコンには、重要な情報なんて入ってないよ!

さっきから「セキュリティがー」「リスクがー」ばかりで、実際にどうなるかをちゃんと説明して欲しい!
そうですよね。
なんだか分からないものに恐怖しても、意味はないですよね。

僕も一応専門家ですけど、もっと本格的な専門家の方をご紹介しましょう。

 

[nlink url=”https://amzn.to/37cuark” img=”https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41hILS5LENL._SX344_BO1,204,203,200_.jpg” title=”決定版 サイバーセキュリティ: 新たな脅威と防衛策” excerpt=”サイバー攻撃は私たちの日常に潜んでいます。つまり、誰もが攻撃対象になります。実際に被害も出ています。なのに、危機感は驚くほどに希薄です。一緒にサイバーセキュリティについて考えてみましょう。”]

 

AppGuard の中の人が書いた本です。
とても分かりやすく、素人の方が読んでもちゃんと理解できる内容です。
実際の事件を取り上げて、「実はこういう事件だった」と裏側を詳しく説明してくれる良書です。

今回は、この中に書かれていたひとつを実際の被害例としてご説明します。

 

まず、ウイルスが外部から侵入し、Windows7 に取り憑いたところからスタートします。
最近のウイルスは静かです。わざわざ感染したことを知らせる良い人ではありません。忍者のように、静かに、深く、浸透していきます。

セキュリティソフトが気づけばラッキーですが、まあ、たいてい気づかれません。
もし、Windows7 には個人情報や盗まれて困るようなデータは入っていない、と考えているなら、敵はハナからそんな期待はしていません。そもそも目的地が違うのです。

ウイルスは Windows7 を足掛かりにして、次に Wi-Fi ルーターに取り憑きます。
そして宅内 Wi-Fi を飛び回り、スマホやテレビなど、セキュリティの甘そうなデバイスに乗り込みます。
スマホなどは個人情報の宝庫なので、さあ、取り放題の始まりです。

 

インターネットに接続しなきゃ大丈夫でしょう?

はい、まあ、大丈夫ですね。
でも不便ですよ。
ネットも見られない、
メールもできない。

そしてなにより、Word や Excel もできなくなります。
Word や Excel は、定期的にライセンス認証を行なっています。
ちょっと記憶が正確ではないのですが、90日だったか150日だったか、一定期間ライセンス認証できないと、認証を解除してしまいます。

たぶん、他のソフトにも似たような仕組みを導入している場合があるので、インターネットに接続しないのは現実的とは言いがたいです。

逆に、長い期間ネット接続しない状況が続くと、たまに接続した際に大量のデータをダウンロードする必要が生じ、そのスキをつかれて攻撃を受ける可能性さえあるのです。

 

セキュリティ以外のリスクも存在する

ここまで、セキュリティについて解説してきました。
でも実は、サポート終了した Windows7 を使い続けることは、セキュリティ以外のリスクもあるんです。

恐らく今後、Windows7 が不具合を起こす可能性は増大します。

例えばいつも使っているソフト。
自動アップデートでらくちん更新できる仕組みで便利でしたが、自動でアップデートした結果、Windows7 と内部的に衝突して不具合が発生する……という可能性は結構あります。サポートが切れる、というのはそういうことなので。

また、これまで発見されなかった不具合が見つかったりして、そこをウイルスにつけ入られて、不具合を意図的に発生させる攻撃を受ける場合などもあり得ることです。

こうして Windows7 が何らかの事情で不具合を起こした場合、復旧するのは以前より骨が折れるようになります。

これは2020年1月15日から直ちにそうなるわけではありませんが、
徐々に徐々に、本当に少しずつ不便になっていくはずです。

とりあえず Windows7 の再インストールは問題ないでしょう。
ライセンス認証も当面受けられるそうです。
恐らく WindowsUpdate も2020年1月14日分までの内容は、引き続きダウンロードできると思います。

しかし、パソコンの各種ドライバは消えてしまうかも知れません。
グラフィックカード、
サウンドカード、
LANポートにチップセット回り……これらはきっと少しずつ見えない場所に移動され、やがてひっそりと消滅すると思います。

そんな時に役に立つのがバックアップソフト。
「2020年も Windows7 を使い続ける3つの条件」のふたつ目が、このバックアップソフトなのです。
あなたにとって、これはまさに命綱になります。

 

バックアップ

死にたくなければ手を放すな! バックアップソフトが命綱になる。

バックアップソフトは、2020年も Windows7 を使い続けたいあなたにとって、まさに命綱です。

・急のシステムトラブルがあっても、頼れるのは自分だけです。
・ウイルスにやられても自己責任です。
・これまでネットでダウンロードできた Windows7 対応ソフトが取り扱い停止になっても文句は言えません。

そう、本当に自己責任なんです。
だからこそ、バックアップはセキュリティ並みに重要です。

バックアップソフトがあれば、

・システムが不安定になったとき、直ちに元に戻せます。
・ウイルスに感染したときも、直ちに元に戻せます。
・以前使っていたソフトがなくなっていた場合でも、バックアップデータから取り出せる可能性があります。

もし、あなたが未だバックアップを録る習慣がないのであれば、この機会にクセにしておくべきだと思います。

 

AOMEI Backupper がおすすめな理由。

僕は新規で購入するなら、AOMEI Backupper をイチ押しします。

 

[nlink url=”https://d-gogo.com/products/detail/65″ img=”https://d-gogo.com/html/upload/save_image/0114104233_5e1d1c891533b.jpg” title=”AOMEI Backupper Professional” excerpt=”バックアップに自由を! Aomei の最強バックアップソフト登場。このソフトは2台のPCにインストールできる2ライセンス版です。”]

 

このソフトは最近ダウンロードGoGo!で取り扱いを始めたばかりのものですが、実際に試してみたら大変優秀なソフトだったので個人的にすごく評価しています。
初心者で、2020年も Windows7 を使い続けるつもりで、これまでバックアップソフトを使ったことがない方なら、僕はこのソフトしか薦めません!

 

初心者に分かりやすいこと

AOMEI Backupper は初心者にもかなり優しいソフトです。
僕は20年もソフト販売業を営んできたので、同じジャンルのソフトにも結構詳しいのですが、このソフトよりかんたんなのは、Mac標準の「TimeMachine」くらいなものです。ただし「TimeMachine」は何も設定ができないので、自由性は皆無ですけど。

 

基本的に「バックアップ」のコーナーと、「復元」のコーナー、あと「クローン」のコーナーの3つで構成されています。
クローンというのは、例えば今パソコンの中に入っているハードディスクの中身を、そのまま別のパソコンに移植するときとかに使います。

基本、メニューに従ってクリックしていけば、とりあえずバックアップが録れるようにできているので、使い始めからかんたんです。

 

自由性が高いこと

スケジュール設定などの自由性が極めて高いのも、この AOMEI Backupper のポイントです。

 

この画面でだいたい分かると思うのですが、「1度だけ実行する」「毎日1度実行する」「朝何時から夜何時までの間、1時間ごとに実行する」みたいな、分かりやすいのに細かい設定ができます。

デイリーだけじゃなくて、ウイークリー、マンスリーはもちろん、
パソコンの電源を切ろうとしたら、切る前にバックアップを実行するとか、
USB メモリを挿入したら、その中身をバックアップするとか、
本当に色々なタイミングでバックアップが録れるように設定できるのです。

AOMEI さんはこの機能にも注目していて、今後もバージョンアップで強化していきたいと話していました。

 

とにかく軽いこと

そして軽い。
もう、ビックリするくらい軽いです。

AOMEI Backupper は、なんとびっくり Windows XP 以降に対応しています。
そのため、Windows7 が動く程度の多少古いパソコンなら快適に動作します。
他社製バックアップソフトは年々動作が重くなっていく傾向にあるのですが、AOMEI Backupper はそんな他社製ソフトを尻目に、やたら軽快にバックアップを録っていきます。

バックアップ中も他の作業をしていて構わないホットバックアップ機能が搭載されており、作業中にファイルを更新したとしてもちゃんと保全されます。
こうした機能は、本来サーバ向けバックアップソフトに搭載される機能なんですが、AOMEI Backupper ではバックアップに不慣れな方に向けてちゃんと使えるようにしてあります。
実はビックリするくらい高機能なんですよね。

 

値段は少しだけ高いかな?

ひとつだけ。お値段は一番安いやつで税込6,578円です。
たいていバックアップソフトは5,000円〜6,000円くらいの価格帯ですので、500円くらい高めな印象があります。

でも、上記の通り古いパソコンでもこれだけ軽快に動き、かんたんにバックアップが録れるソフトは他にないので、500円くらい高くてもこちらを選ぶべきです。数百円ケチって思い通りにならないなんて、すっごくバカらしいですもんね。

ダウンロードGoGo!は、AOMEI さんの日本代理店なので安心してお買い上げいただくことができます。
ぜひ2020年も Windows7 を引き続き使いたい方は、この AOMEI Backupper を準備してください。

 

[nlink url=”https://d-gogo.com/products/detail/65″ img=”https://d-gogo.com/html/upload/save_image/0114104233_5e1d1c891533b.jpg” title=”AOMEI Backupper Professional” excerpt=”バックアップに自由を! Aomei の最強バックアップソフト登場。このソフトは2台のPCにインストールできる2ライセンス版です。”]

 

ちなみにお奨めの外付けのハードディスクってある?

これもよく聞かれるので、一応。
基本、2020年1月時点では1TBのハードディスクが6,000円くらいから販売されているので、その辺の手ごろなやつで良いんじゃないかな、と思います。

これから何年も永続的に使うし、朝から晩までパソコン使うようなヘビーユーザーであれば、WD Red という信頼性の高いハードディスクをお奨めしますが、この記事読んでいる方の多くは「バックアップ? へー、初めて知った」という方が相対的に多いはずなので、そんな方なら6,000円台から手軽に買えるハードディスクでのバックアップをおすすめしたいです。

メーカーで言えば、「バッファロー」または「東芝」あたりが世話なくて良いんじゃないかな?
Amazon いけばいくらでも売っているので、ぜひ好きなものをどうぞ。性能差なんてほとんどありませんし、バックアップ用のディスクに高機能さは必要ないので、フィーリングで選べばいいですよ。

 

まとめ:2020年も Windows7 を使い続けるための第3の条件とは?

さて、長かった当記事も終わりに近づいてきました。
最後に残った、2020年も Windows7 を使い続けるための第3の条件についてご説明します。

それは、あなたが危機意識を持つことです。

実はこの記事を書く直前に、Google で Windows7 を使い続ける関連の検索をしてみたのですが、一部の自称玄人さんが「自分は大丈夫だ」「XPの時も何も起こらなかった。こけおどしだ」「心配する必要はない、あと5年はいける」みたいなことを書いていて、少しだけ検索したことを後悔しました。

はっきり言いますが、素人も良いところです。

本当の玄人であれば、この危険性が理解できないはずがないわけで、これまでトラブルに巻き込まれなかったのは偶然であり、単に運が良かった、天賦の賜物であったに過ぎないことくらいは常識です。

先にご紹介したこの書籍……

 

[nlink url=”https://amzn.to/37cuark” img=”https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41hILS5LENL._SX344_BO1,204,203,200_.jpg” title=”決定版 サイバーセキュリティ: 新たな脅威と防衛策” excerpt=”サイバー攻撃は私たちの日常に潜んでいます。つまり、誰もが攻撃対象になります。実際に被害も出ています。なのに、危機感は驚くほどに希薄です。一緒にサイバーセキュリティについて考えてみましょう。”]

 

ここでも繰り返し述べられていることですが、「誰でも巻き込まれる可能性は十分あり、回避することは困難。危機意識を持つことが重要」というのは、僕らにとっては極めて当たり前のこととして受け止めています。

2020年も Windows7 を使い続けるための第3の条件は、「Windows7 を使い続けることは、いずれにしてもリスクが高いことだ」ということを肝に銘じることなのです。

色々な事情から Windows7 を引き続き使いたい、使わざるを得ない、そういう方は多いと思います。
そんな方にとって、この記事が有為なものになっていれば幸いです。