「このプロジェクトは今期で最もプライオリティが高いので、スタッフ全員がKPIを意識して取り組みを進めるように」
「KPIの設定が甘いから成績が上がらないんだよ」
意識高い系の会社では、日常会話でKPIという用語が多用されています（多分）。
余りに多用されるので、意識低い系のリニーズとのやり取りでも「都度KPIの見直しをして展開を進めていきたいと存じます」みたいなメールが届いたりします。
……KPIってなに？
ひとことで言ってしまうと、「仕事の目標」のことです。
例えば月商300万円を目標に設定したとします。
ただ、漫然と過ごしていても300万円は稼げないので、10日間で100万円という短期目標を定めるとします。すると、この100万円がKPIです。
10日後に100万円売り上げていなければ、KPI未達成という判断になります。意識高い人から「君のKPI設定が甘いんだ」とか言われてしまいます。
逆に100万円達成すればKPI的には順調に進んでいるので、次の10日間に向けて取り組みを進めていきます。
ただ、あまりにかんたんに達成できる数値が設定してあれば、やっぱり意識高い人から「君のKPI設定が甘いんだ」とか言われてしまいます。難しいところですね。
最終的に月末、300万円に達するかどうか。
このゴール300万円という設定は、KGIと言います。
KGIを設定し、その中間点としてKPIを設定するというのがデキるビジネスマンのお作法です。
そこをさらに細分化して、自分用のKPIを設定する上位ランクの意識高い系の人もいます。
他社さんからKPI云々の話をされた時は、「あー、目標設定のことを言ってるのね」くらいに理解できれば、たいていやり過ごせると思いますよ。
今回はここまで。
また次回をお楽しみに！
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