エコリカの回収ボックスを設置しました。 回収の仕組みも解説!

未改修

プリンタ互換インクの世界ではトップブランドとなっているエコリカ。
ビックカメラやヨドバシカメラ、ヤマダ電機といった家電量販店に行くと、店先にエコリカのインク回収ボックスが設置されているのを見たことがあると思います。

このたび、提供元のエコリカさんと協力して、リニーズの店頭にも回収ボックスを設置しました。

 

リニーズでは、誰でも回収ボックスをご利用いただくことができます。
お近くに立ち寄った際にはぜひ使ってください。

エコリカのインクはもちろん、
エプソン製のインク、
キヤノン製のインク、
ブラザー製のインク、
各メーカー製の使い切ったインクを回収ボックスに入れてください。

 

エコリカインクか、メーカー製純正インクのみ回収しています。互換インクはリサイクルできないため、対象外となっています。
また、インク漏れを防ぐため、できるだけビニル袋に入れてから回収ボックスに入れるようにしてください。

 

プリンタ用互換インクのメーカーは幾つかありますが、エコリカは純正含めてもトップ3に入るビッグブランドです。
例えばエレコムさんのインク充填キットも有名ですし、ネット販売ではインク革命さんの互換インクもそこそこの量を取れています。
ですが、実際にはエコリカが選ばれています。BCNの調査によると、互換インク全体の70.6%をエコリカが握っています。
何故、それほどまでにエコリカが選ばれるのでしょうか?

実はエコリカは、こんな特徴を持っているのです。

 

実はケース部分は純正品をリサイクルしている。

エコリカのインクは、実はメーカーの純正インクを回収し、そこにインクを充填してから再販しています。
そのため、インクの入っている外側の部分は純正品をそのまま使っています。
この仕組みの根幹となるのがインク回収ボックスなのです。

 

純正インクと混成で使える。

外側のケースは純正品をそのまま使っているので、「カラーは純正インクだけど、消費の速い黒だけはエコリカで使っていきたい」というような使い方も可能です。他社ブランドだと、そのせいで酷くにじんだり、その色だけ乾きが悪かったり、色味がおかしくなったり……ということもあるのですが、エコリカのインクだとその辺もしっかり検証済みです。

 

機種ごとにインクの配合を変えて、かなり細かく気を遣っている。

エコリカでは、純正品のインク特性を研究して、機種毎に成分・配合・配色を細かく調整しています。
色の再現性においてはかなり気を遣っていて、高品質なインクを使用しています。

 

「エコリカのインクを入れたら壊れた」は補償される。

メーカーでは「互換インクを入れて故障した場合は保証しない」と書いている場合が多いのですが、本当にエコリカのインクを入れたことが原因で故障することは滅多にないそうです(元々純正品にインクを詰め替えただけですから)。
リニーズが担当者に尋ねたところ、「エコリカでは、そういう場合には修理代金をエコリカが支払うサポートがある」と教えてくれました。
本当にそんな事態に陥ったときは、一度エコリカに相談してみると良いと思いますよ。

つまり、「外側は純正品をそのまま使っているし、品質は高くて融通が利き、万一の故障時には補償もある」という部分が評価されて、ここまでのシェアを獲得できているようです。

ちなみに回収ボックスに入れた使用済みインクが、それからどうなるのかについてまとめておきました。

 

1)エコリカに使用済みのインクが届けられる

2)再利用できるカートリッジかをチェックする

3)クリーニングして、インクをキレイに洗い落とす

4)インクを充填する

5)インク漏れを起こさないように再度の密封作業

6)検査して、汚れていたり、割れているものは省いていく

7)商品袋に入れて包装。またリサイクルできるよう、袋はジッパーつき

8)毎日一定数を抜き打ち検査。

9)各店頭へ送られる。

10)使い切ったら商品袋に入れて回収ボックスへ(1に戻る)

 

ざっくりしたところ、こんな感じで再生されているそうです。
だから回収ボックスを使ってもらえるお客さまが増えれば増えるほど、良質の互換インクが低価格で提供できるようになるそうです。
ゴミで捨てるより地球環境にも優しく、ユーザにとっても料金で還元されますから、これはなかなか良いビジネスアイデアだと思いました。

リニーズでも回収ボックスを置きましたので、是非お近くにお立ち寄りの際はご利用くださいませ。

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