リニーズ、ついにキングソフト WPS Office の取り扱いをスタート！

この話題を発表する日を指折り数えていました。。
リニーズことノイテックス有限会社は、今月19日よりキングソフト株式会社様とのタイアップを実現しました。
本日からダウンロードGoGo！にてWPS Office 3種を販売し、また中古PCにも同ソフトのバンドル版をオプション搭載できるように致しました。

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リニーズは、長らくずっと箱入りのパソコンソフトの販売を手がけてきたのですが、昨今のダウンロード版やクラウド版ソフトの隆盛に圧され取り扱い品目が激減していました。
そこで思い切ってダウンロード版ソフトの専門サイトダウンロードGoGo！を立ち上げたのは、2018年9月23日。
さまざまな経緯を経て、ここのところやっと種類もちょっとは増えてきています。
今後もたくさんのダウンロードソフトを取り扱えるよう、心がけていきたいと思います。

さて、今回キングソフト様から提供を受けたのは、WPS Office Personal、Standard、Goldのダウンロード版と、中古PCにバンドルするためのWPS Office Personalです。
いわゆる「オフィスの互換ソフト」と呼ばれるもので、マイクロソフトのWordやExcelといったオフィスソフトと外見や操作感を似せて、お値段をグッと安くした製品になります。オフィス界のジェネリックですね。
この分野は最近特に活況で、有名無名織り交ぜれば10本の指では足りないくらい多岐にわたっています。その中でもとりわけジャストシステム様の「Just Office」、ソースネクスト様の「ThinkFree Office」、そしてキングソフト様の「WPS Office」がいわゆる互換オフィスの御三家的な存在として知られています。どれも頻繁にバージョンアップを重ねており、性能の良さは相当なものになっています。

以前は「キングソフトオフィス」と呼ばれていた同製品は、2016年の終わり頃から「WPS Office」という名称に変更されています。

W=Writer（Word互換）
P=Presentation（PowerPoint互換）
S=Spreadsheets（Excel互換）

で「WPS Office」です。
「WPS Office Personal」はWriterとSpreadsheetsのみ。
「WPS Office Standard」はWriterとSpreadsheets、Presentationの3種。
「WPS Office Gold」はWriter、Spreadsheets、Presentationの3種に加え、VBA（Visual Basic for Applications）に対応したバージョンです。

どれもマイクロソフトオフィスで標準的に使われているHGゴシックやHG明朝などのフォントを11書体収録しており、フォントの見栄えが変わったりすることもありません。

xlsとかdocなどの拡張子も同じものを使っているので、Office 2007以降であれば、同じ拡張子で読み込め、保存することも可能です。
パスワードロック付きのファイルも相互に対応しています。

SUM関数やIF関数などの関数も300以上ちゃんと合わせていますので、関数周りはまったく同じ結果になるはずです。

「WPS Office Gold」ではVBAへの対応を一部実現させています。
Excelに集計ボタンを設置したり、所定の書式に当てはめて印刷させるなどの「一歩上の機能」を実現させる簡易的なプログラム言語がVBAですが、「WPS Office Gold」であればVBAに関しても互換性を持ちます……あくまで一部ですけど。

VBAは複雑な要素が絡むので、何が大丈夫で何がダメなのかを示す指標は作れないそうです。
その代わり該当ファイルをサポート窓口に送付すると動作確認してくれるサービスがあるので、購入前に試しておくとトラブルなく移行できると思います。