32ビット? 64ビット? どーいう意味? リニーズが分かりやすく解説!

32ビット? 64ビット? どーいう意味? リニーズが分かりやすく解説!

パソコンの世界では「32ビット版に対応」「64ビット版では使えない」みたいな話題が出て来ます。
ビットってなに?
それって速いの?
ていうか、僕のパソコン何ビットですか?
今日はそんな疑問に軽くお答えします。

ビットってなに?

リンゴの色は何色ですか?
まあ、常識的には赤と答えると思います。
でも、それって本当に赤でしょうか。よ〜く見てみると、純粋な赤じゃなくて、やや黒みがかった赤の方がリアルだと思います。
もっと言えば、隣のリンゴの色と比べても、完全に一致しているわけではないことも気づくと思います。
割り切れない世界。
みんな違ってみんな良い。
「アナログ」というのは、微妙な差異を認める世界です。
色味の違い。
味の違い。
人の声色の差、人の肌の色。
すべてが違う、この世界の理です。

逆に、「んな細かいこたぁどうでも良いんだよ! リンゴは赤。それで良いじゃねえか!」という発想から生まれるのは、デジタルの世界です。
赤は赤。多少の違いがあっても、赤で括れば良い。
チョコレートの甘さも、羊羹の甘さも、甘さは甘さ。
ハスキーボイスもダミ声も、鼻に掛かった甘え声も、声は声。
世界はひとつ、みんな同じ。
さまざまな差を取り払った世界が「デジタル」の世界です。

コンピュータなどの機械は、このデジタルの世界で動いています。
コンピュータはこう考えます。
「太陽が出て来たら “1” 、太陽が沈んだら “0” 」
「リンゴが赤ければ “1” 、青ければ “0” 」
「カレーが甘ければ “1” 、辛ければ “0” 」
すべてこういう判断で動いています。
デジタルの世界では「0」と「1」しか存在しません。「2」や「3」はないのです。

じゃあコンピュータはどうやって複雑な計算をやっているのかというと、つまりこの「0」と「1」を細かく組み合わせて「2」や「3」を表現して計算しているのです。
細分化すればするほどアナログに近づいていく。
最初は「赤」と「無色」しかなかったのに、組み合わせを細分化することで赤以外の色パターンを「16色」「32色」「64色」「128色」……現在のコンピュータでは281兆5000億色くらい出せるものもあるようで、これも「0」と「1」の表現を究極にまで細分化した結果と言えます。

この「1」または「0」の1桁のことを「1ビット」と言います。
2桁あって2ビット。
00または11、10、01の4通りの組み合わせができます。
この4通りの組み合わせを利用すれば、例えば「黒」「シアン」「マゼンダ」「イエロー」……プリンタのインクの組み合わせになります。
3桁なら3ビット。
000、111、001、100、010、011、110、101の8パターンがあります。

……8桁では8ビットとなります。
8ビットに至ると、組み合わせは256パターンにも及びます。
これだけあるといろいろできそうな気がします。

実は8ビット、つまり「0」と「1」が8つ集まった状態で、ひとつの単位に昇格します。
皆さんお馴染みの「バイト」です。
1バイト=8ビットになるわけです。
この1バイトは英文字1つに相当し、例えば英数のAは、01000001です。
数字もこの1バイトに相当します。
ただし、日本語や中国語などは文字数も多いので256種類では足りず、倍の16ビット。2バイトの文字表現となっています。

昔のゲーム機……ファミコンとかは8ビット機と呼ばれていました。
現在のパソコンは32ビットとか64ビット……30年ほどで、とんでもない差が生まれたわけですね。

それで、今回の話題である32ビットというのは、この「0」と「1」が32個連なった状態のことを意味します。
パターンの数は、、、、なんと! 42億9496万7296通りです。
これだけあれば、もうなんだってできちゃいますよね。

でも、さらに64ビットはハンパありません。
1844京6744兆0737億0955万1616通り。
その上に128ビットがあり、こちらは340澗2823溝6692穰0938丈4634垓6337京4607兆4317億6821万1456通り……いいです、忘れてください。

つまり、32ビットとか64ビットというのは、「0」「1」の桁数のことを指していて、
その組み合わせのパターン数が豊富になればなるほど、細かい表現や大きな処理が可能になるわけです。

じゃあ、64ビットって速いの?

ざっくりした解説です。
例えばですが……

00010001110100001000000000111000000011111111111000011111110000010001000111010000100000000011100000001111111111100001111111000001

128ビットあります。
32ビットずつ区切ると、4区切り……このデータを処理するのに、32ビットだと4回分掛かることになります。
64ビットならどうでしょう。2回です。つまり、倍のスピードでこのデータを処理することができるわけです。

この速い・遅いには、パソコンの頭脳に当たるCPUの速度が関わってきます。
CPUはこうした「0」「1」を処理する役割を負っていますが、このCPUがそもそも32ビット対応であれば、それ以上の64ビット処理などはできません。
現行パソコンに搭載されているCPUは普通に64ビット対応のはずなので問題ないです。

さらにソフト面の仕様も関わってきます。
64ビット対応したCPUが搭載されているパソコンに、64ビット対応したWindowsが必要です。
このことを「Windows 7 64ビット版」とか「Windows 10 64ビット版」などと言っているわけです。

もうひとつ。その上で動くソフトの存在も重要です。
実はWindows用ソフトにも32ビット版・64ビット版があって、
もし64ビット版のWindowsがインストールされているパソコンを持っていたとして、使いたいソフトが32ビット版だと意味がありません。
下手をすると動作環境に「64ビット版非対応(動作しません)」と書かれている場合もあります。
この辺はよく見ておく必要があります。

あくまで「CPU」「Windows」「ソフト」の3つがすべて64ビット版に揃っていなければ、あまり意味がないよ……というのが実際のところです。

64ビット版はメモリが多く使えるの?

メモリについても説明しておきましょう。
従来の32ビット版Windowsでは、メモリは実質3GBまでしか認識されません。
たとえお金を積んで8GBとか搭載しても、5GBは放置されます。
64ビット版は上限が2TB……2048GBまでいけるそうです。普通のパソコンではあんまり関係ないですが。
* このメモリ上限は、Windowsの種類によって違いがあるので注意してください。

で、僕のパソコン何ビットですか?

「システムのプロパティ」を見れば記載があります。
「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」−「システム」を探すか、
「マイコンピュータ」のアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択すると出て来ます。

Windows 10の場合は以下の方法で確認ができます。

まずは「スタート」ボタンをクリックして、
メニューから「設定」をクリックします。

「システム」を選択します。

左側の一覧から、「バージョン情報」を選んでください。

赤で囲った部分に表示されています。

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