青白い光を放つ誘蛾灯によって虫を誘引して、周囲に張った高圧電流でバチッ……夏になるとコンビニなどの軒先に吊るしてあるアレ、電撃殺虫器をリニーズで仕入れてみました。
お店の入口付近に置いてあれば効果絶大、ニオイや煙の出る蚊取り線香を設置しにくいオフィス内でも置いておけます。
タバコが有名ですが、蚊取り線香の煙にもヤニ状のものが含まれるので、パソコンには良い影響はありません。電撃殺虫器ならその心配がない点も安心ポイントです。
パソコンユーザー、オフィスや店舗のオーナーさんにはお奨めの商品です。
殺虫性能はどのくらい？
この電撃殺虫器は「光で虫を集める」「電撃で倒す」という流れで効果を発揮しているのですが、まずその虫を引き寄せる「誘引性能」は、一般の蛍光灯と比べて100倍ほどの性能を有しています。年末にリビングのランプカバーを外すとエラいことになっていますが、理論上はその100倍くらい集めます。
誘引した虫を倒す電撃性能については、OBK-06Sの場合で1900V、OBK-12Sでは3000Vです。
実は5月のゴールデンウイークごろ、個人的にお試しで、OBK-06Sのさらに下位バージョンのOBK-04Sという型番のものを買ってみました。
川沿いの自宅なのでコバエやユスリカが大量に発生しているのですが、早速コンセントに挿して2時間ちょっと、川沿いの廊下に置いておきました。
モザイク掛けましたが、かなり捕れています。
これ、5月上旬です。まだそこまで虫が大量発生していませんが、このレベルです。
5月下旬に3日ほど猛暑がありましたが、その前後に虫大量発生……もっとエグいことになっていました。
この04Sは電圧900Vと他の製品より低めですが、もちろん虫を倒せています。ただ、電圧が弱いためコイルに虫の死骸が付着してしまい、ちょっと不衛生です。
1900V以上になると一瞬でカリッといくので、コイルに虫が付着しにくくなって掃除が楽チンになります。
今回、6Sとより広範囲向けの12Sの2台に絞ったのは、この虫の付着はイケてないと思ったからです。
リビング程度なら6S、外への出入りの頻繁な店舗なら12Sをぜひお試しください。
なお、誘蛾灯は寿命があります。
誘蛾灯は安定的に365nm〜400nmの青色の光を出して、それが虫を誘引するのですが、劣化してくるとこの範囲を下回ってしまうため、虫が誘引されなくなってしまいます。誘蛾灯自体は光っていても、虫の誘引が以前より弱くなったな……と感じたら替え時です。だいたい半年で交換時期だと考えておいてください。
ちなみに、あんまり興味津々に誘蛾灯を眺めない方が良い気がします。
誘蛾灯は紫外線ですので、目を痛めます。アホ面して覗き込んでいると目を痛めますのでご注意を。
危なくないの？
小さなお子さんや、ちょっとおかしな大人の方がいらっしゃる場合、注意してやってください。
虫を誘い入れるため、カバーの隙間は比較的大きめに作られています。
指を突っ込んでしまうと電撃を食らうかも知れません。
二次短絡電流は2.75mAなので、「うおっ、ビビった！」くらいだと思いますが、人によっては火傷を負ったりするかも知れないので、触れないに越したことはないと思います。安全には留意してご使用ください。
あと、誘蛾灯を使っている近くでガスやスプレーの使用は注意してくださいね。
最悪、電撃時に火花が散って、爆発……なんてことになると危険です。
数メートル離して使ってください。
外に吊るしておけないの？
これは屋内用です。
パソコンやスマホに影響ある？
あんまり近くには置かない方が無難です。電撃が起こった際、高電圧が通信機器に影響し、品質が乱れる可能性があります。
パソコンの隣に置いてYoutube見てたらノイズがすごかった……そんなときは少し離してやってください。
で、安いの？
はい、安いと思いますよ。
リニーズマーケットで販売しているので、ぜひ見に来てください！
コメント