Windows や Office のプロダクトキーは一般的にシールかメールで貼付されているので、もしそれを紛失すると再インストールは絶望的になります。
パソコンの画面上にはまったく表示されないので、シール・メールを紛失したらもう無理です……
*プロダクトキーとプロダクトIDを勘違いする方がいらっしゃいますが、まったく別のものです。パソコン上で分かるのはプロダクトIDの方で、インストールには使えません。
ところが、NirSoft ProduKeyというソフトを使用すると、そのパソコンにインストールされているソフトのプロダクトキーを解析することができます。
使い方もかんたんなので、窮地に陥ったらぜひ使ってみてください。
今回はNirSoft ProduKeyの使用レビューを書いてみたいと思います。
NirSoft ProduKeyをダウンロードする
まずは上記リンクからサイトへアクセスしてください。
アクセスしたら、ズズいっと下までスクロールさせてください。
後半の方に「Download ProduKey (In Zip file)」というのがありますので、それをクリックします。
64ビット版のWindowsを使っているなら、1個下の「Download ProduKey for x64」を選びます。
ダウンロードが終わったら、EXEファイルをダブルクリックすると起動します。
ただ起動するだけ。何もしなくてOKです。
青色で隠してある部分に「プロダクトID」と「プロダクトキー」が表示されています。
これをメモしておけば、再インストール時に使うことができます。書き写すときに間違えないように。
ちなみに各アイテムの上で右クリックすると「Copy Product Key」という項目が出て来ます。これを選ぶとプロダクトキーがコピーされるので、メモ帳などに貼り付けて印刷すると間違いがありません。
今回、キャプチャ用のパソコンにOfficeがインストールされていなかったので出て来ませんが、OfficeがインストールされていればOfficeのプロダクトキーが表示されます。
リンク先の説明によると、下記製品の解析が可能なようです(2019年1月時点)
- Microsoft Windows 98/ME
- Microsoft Windows 2000
- Microsoft Windows NT
- Microsoft Windows XP
- Microsoft Windows Vista
- Microsoft Windows Server 2003
- Microsoft Windows 7 (ボリュームライセンス非対応)
- Microsoft Windows 8 (ボリュームライセンス非対応)
- Microsoft Windows 10 (すべてのライセンス形態で動作するとは限りません)
- Microsoft Office 2000 (プロダクトIDのみ表示、プロダクトキーは取得できないようです)
- Microsoft Office 2003
- Microsoft Office 2007
- Microsoft Office 2010
- Microsoft SQL Server 2000
- Microsoft SQL Server 2005
- Microsoft Exchange Server 2000
- Microsoft Exchange Server 2003
- Visual Studio
- アドビ、オートデスク製のうちの幾つかの製品
ソフトを消してしまった後ではもうダメですが、消す前までならこれでなんとかなりそうです。
ぜひお試しを!