【速報】6月14日までpCloud 500GB 買い切り版がもらえるぞ!
日本公式サイトで、pCloud 500GB 買い切り版(フルバージョン)のプレゼントキャンペーンを開催中です。
pCloudを買ったり、レビュー書いたり、Twitterでフォロー&RTすると抽選でもらえます。
pCloudをもっと広めよう!という趣旨で行われている日本独自のキャンペーンなので、今買うのがかなりおトクです。
6月14日まで開催中です。
以下の記事は、2023年4月最新情報に更新しています。
pCloudって知ってる?
セキュリティ大国スイスで生まれたクラウドストレージサービスです。
2013年に産声を上げて、日本ではしばらく聞いたことのないサービスでしたが、2020年に日本に上陸、噂が噂を呼んで現在は「DropboxやGoogle Driveに代わるニューウェイブ」として注目を集めているクラウドストレージです。
クラウドストレージとは何?…って人のために、ちょっとだけ解説しておくと、要するにインターネット上にあるファイル保管庫のことです。DropboxとかOneDrive、Google Driveなどの保管サービスのことを総称して「クラウドストレージサービス」と言います。
スマホやPCに保存してある写真や動画、WordやExcelで作ったファイルを、クラウドストレージに預けることができます。すると、自宅の外でも自由にファイルを確認できるし、スマホの容量が足りないときにクラウドストレージに保存しておけば、スマホ側で保管しなくても良くなります。
あると便利なサービスなんです。
そんな便利なクラウドストレージですが、不満がないこともありません。
僕も10年以上Dropboxを愛用していたんですが、実はこんなことを思っていました。

- 無料版は容量が少なく、有料版は値段が高すぎ。
- 毎月徴収されるのって、心理的にイヤ。
- セキュリティが心配。誰かに見られていないか不安だ。
- もし乗り換えることになったら、データ全部引っ越すのは大変そう……
そんなある日、僕がたまたまネットサーフィンしていたところ、ヨーロッパで急激に伸びているクラウドストレージサービスがあることを耳にしました。
pCloud(ピークラウド)。2020年当時の日本では、ほとんど聞かない名前でした。
pCloudは、スイスに本社のあるpCloud AGという会社が運営するクラウドストレージサービスです。
2013年から続いているサービスで、ヨーロッパ地域ではトップ10に入る人気のサービスとして注目を集めています。2023年現在、全世界ユーザ数は1,800万人以上。
人気の秘密は大きく2つ。
買い切りで使えて、高セキュリティ。
このpCloudには買い切り版があって、最初に1回支払ってしまえば、あとはずっと費用が掛かりません。つまり、脱サブスク! やったね!
また、セキュリティ大国スイスにある会社がやっているだけに、高セキュリティなのも人気。プライバシー保護の観念が極めて高く、日本やアメリカとは段違いの安心感があります。
後述しますが、オプションを購入することで、世界最高水準のセキュリティフォルダを手に入れることも可能になります。
pCloudは、結論を冒頭に書いてしまうと、
僕は、このpCloudを色々試してみるうちに、その素晴らしさにすっかり虜になってしまい、直ちに彼らにメールを送りました。遠い東の果てからきたメールに彼らも驚いていたようでしたが、今では僕の会社を正式にオフィシャルパートナーに指名し、日本での展開をかなり積極的に行うまでになっています。
この記事を読めば、pCloudの全貌が明らかになります。
それでは早速、pCloudのサービス内容を詳しく見ていきましょう。
pCloudの基本的な使い方

pCloudはスイス製のクラウドストレージです。
要はDropboxなどと同じく、写真や動画などのファイルをインターネット上に保存するサービスで、基本の使い方は一緒です。
ユーザ登録してログイン。
好きなファイルを保存。
スマホやタブレットからも開けて編集できる。
クラウドストレージを使ったことのある人なら、まず迷うことはありません。
初めて使う人でも、すぐに慣れてしまえると思います。
pCloudのユーザ登録のやり方
基本料金は無料なので、実際にやってみましょう。
まず、pCloudの公式サイトにアクセスします。

公式サイトにアクセスしたら、画面右側にある入力欄に入力します。
アカウントはメールアドレスとパスワードだけで作成できます。
その下のデータリージョンについては、少し解説が必要なので、以下の記事としてまとめました。後で良いので読んでおくことをお奨めします。
あとはその下の「pCloudの利用規約、プライバシーポリシーと知的財産ポリシーに同意します」のチェックを入れて、
「アカウントの作成」のボタンをクリックするだけです。
すぐに確認のメールが届くので、受信できるメールアドレスにしてくださいね。

確認メールは必ず受信してください。
届いていない場合は迷惑メール等に入っているかも知れません。
どうしても見つからない場合はご相談ください。
中央の「CLIICK TO VERIFY EMAIL」をクリックしたら完了です。
これをクリックしないと、しばらくするとアカウントが削除されてしまいます。ご注意を。
アプリをインストールすると便利に使えますが、アプリなしの場合はWebにアクセスしても使うことができます。
pCloudは、上記のWeb版、Windows(Mac、Linux)版、iOS版、Android版が各種用意されているので、自分に必要な方法で使用することができます。
pCloudは無料で最大10GBまで使える。容量拡張の方法について
pCloudは無料で10GBまで使うことができます。
ただし、初期時では4GBまでしか解放されていません。
ここの章では、残り6GBの解放について解説したいと思います。
容量解放は6つのミッションがあります。
- 初回登録の時に届いたメールの「CLIICK TO VERIFY EMAIL」をクリックする
- 何か適当なファイルをアップロードする
- PC用のアプリをインストールする
- スマホアプリをインストールする
- スマホアプリの写真フォルダと同期する
- 友達を紹介する
全部クリアすると、7GBまで解放されます。
友人の紹介は1人1GBなので、3人紹介することで10GB全てが解放されるという仕組みです。
友人なんていない、という人はTwitterやFacebookで誰か誘ってみたりするのも良いですね。
pCloudのPC用アプリのインストール方法
pCloudには、各種パソコン用のアプリがあります。
意外に優秀で、アプリとしても安定しています。アプリ経由でないとできない機能もあるので、インストールした方が便利です。
Windows / Mac / Linuxの各システムに対応しています。
Windows版: Windows7以降
Mac版: macOS X 10.10以降
Linux版: Ubuntu14.04 / Fedora21 / Debian8以降
こちらからダウンロードできます。





インストールも基本的に難しい部分はないと思います。

最初のところだけ。
「I agree to the licence terms and conditions(私はライセンス規約と使用条件に同意します)」にチェックを入れて、「Install」ボタンを押すだけです。
※アプリが最近日本語化されたので、たぶん現在この部分は日本語になっているはずです。
pCloudのスマホ用アプリのインストール方法
スマホアプリもあります。
個人的にはこれが気に入っていて、なかなかスッキリしていて動作もきびきび、良い感じです。
AndroidならGoogle Play、iPhoneやiPadならApp Storeで無料インストールできます。
Storeの検索窓から「pCloud」と入力すれば出てくると思います。

見た感じはシンプルですが、動作はキビキビしているし、まるでスマホの中にファイルがあるみたいに遅延がありません。
アプリの下に「ホーム」「Crypto」「オーディオ」「写真」「その他」と並んでいます。
オーディオは簡易的に音楽プレイヤーとして使えます。プレイリスト編集機能も搭載!
写真はpCloud内に保存されている画像データを抽出表示してくれます。
Cryptoは暗号化フォルダです。別途有料のオプションですが、あなただけの秘密のフォルダです。
もちろん動画や音楽はその場で再生してくれます。
僕が使っている限りでは音切れ、動画が途中で止まるなんてことも発生しませんでしたが、ハイレゾなどの大きなファイルサイズのものは、ネット環境によっては乱れが生じる可能性もあります。スマホの性能も影響すると思います。
基本的にpCloudに保存されているファイルは、スマホ側の容量を食いません。
pCloudは、外付けHDDのような挙動をするので、ファイル自体はpCloud側にあります。
アプリのインストール容量と、ファイルをプレビュー表示させるために使うキャッシュファイルの保存程度は必要ですが、それほど大きな容量は必要ないと思います。
あと、スマホで撮影した写真をpCloudに自動アップロードする方法もあります。
pCloudはExplorerに組み込まれている
WindowsでもMacでも、pCloudはこのように表示されます。

左側の一覧の中に「pCloud Drive(p:)」というフォルダが作られ、ここからpCloudのファイルを操作できます。ドライブレターの p は固定です。
Macの場合も同様の見え方をしてくれます。
pCloudは速い?
一時期「pCloudはファイル転送の速度が遅い」と言われたことがあったのですが、回線増強などを継続的に行っているので、最近割と聞かなくなってきました。ほっと一安心。
基本的にpCloud側で速度制限を行っていません。
あくまでユーザ側の回線速度とPC性能に依存します。
ただ、日本は島国なので、外国サーバにアクセスするには海底ケーブルで14,000キロも向こうにデータを送らなければなりません。当然遅延が発生します。これは極東の島国・日本固有の問題であり、なかなか解決し辛い部分です。
特にpCloudを使い始めた際にファイルを大量に転送すると、プロバイダが速度制限を掛けたりすることもあるので……
日本国内にpCloudサーバを置くというのも、pCloudの高セキュリティ・プライバシー保護への取り組みにどこまで日本の法整備が追いついていけるか、という点で難しかったりするので、日本人ユーザにとっては悩ましいところです。。
暗号化フォルダ「pCloud Encryption」
pCloudのオプションとして、暗号化フォルダ機能「pCloud Encryption(ピークラウド エンクリプション)」と呼ばれるものがあります。
別途有料ですが、ぜひ手に入れておきたい機能です。

pCloud Encryptionは、PCやスマホ側で暗号化され、pCloudに保存されているのは暗号化された状態のファイルとなります。万が一にもpCloudサーバに不正アクセスされて、ファイルを流出されたとしても、暗号化されたファイルだけで復号化させることは不可能です。パスワードを使って解錠しない限り、中身を見ることは絶対にできません。
スイスの軍用水準にまで引き上げたpCloud Encryptionは、事実上最強鉄壁のセキュリティソリューションです。他社サービスにも最近類似のサービスが登場していますが、ここまで強固なものを他に知りません。
以下はpCloud社の声明です。
pCloud Crypto provides the ultimate file security, available on the market. Client-side encryption is a military level protection for your data, since only you, the user, hold a key to file decryption and encryption. pCloud as a service provider, is unable to decrypt any hosted data, consequently has zero-knowledge about your files. Even if any authorities require access to your data in the cloud, we have no way to give them such, because it is not accessible by us. This means that pCloud Crypto ensures the highest available protection for our users.
pCloud Webサイト
ちなみに、先ほどから「pCloud Encryption」と書いていますが、別名「pCloud Crypto(ピークラウド クリプト)」とも言います。
ちょっと裏話的な話なんですが、実は以前は「pCloud Crypto」というサービス名でした。ところが2022年初頭の頃に「Cryptoという名称は仮想通貨関連のサービスと間違えられるかも知れないので、Encryptionという名前に変更しようか」という話があったんです。
そこで僕は了解したということで、Encryptionという名称を使い出したんですが、pCloud社内的にはCryptoとEncryptionの両方が使われるようになってしまい、現在に至っています。僕は変更したのを今さら戻せないので、日本サービスとしてはEncryptionという名称で統一しています。
ちなみに、pCloud Encryptionを使わない状態でのpCloudセキュリティについても解説しておきます。
通常のpCloudでもかなりのセキュリティです。
ファイルをアップロードするときは、現行の暗号化通信としては最上位水準のAES256bit暗号化技術を採用し、ファイルを暗号化してpCloudに送信しています。
一般的に、サーバに不正アクセスするより通信途中のファイルを取得する方が技術的にかんたんなので横行しているのですが、このAES256bit暗号化技術によりファイルは保護されているため、通信途中を狙われたとしてもまず流出リスクはありません。これを突破する技術はまだ確立されていなかったはずです。
一般的には、サーバに転送されたらファイルは復号化されて保管されるのですが、pCloudでは、暗号化されたまま保管されます。しかも最低3ヶ所の別々のサーバに複製保存されるため、かなりの安全性が約束されています。
じゃあEncryptionなんて要らないじゃん、と思うかも知れませんが、それ以上のセキュリティを提供するのがpCloud Encryptionです。「ほぼ間違いなく安全」から「絶対に安全」のレベルへ。価値の分かる人には必要なものなのです。
pCloudのプライバシー保護への取り組みについて
pCloudはプライバシー保護への取り組みにも力を注いでいます。
pCloudでは、pCloudを利用するユーザの情報を管理しません。サービス運営上、最初に登録したメールアドレスだけは管理していますが、パスワードは伏せられているし、その他の情報についても取得しません。決済情報も直接的な管理は避けています。
一般的なサービスでは、アカウント作成後の管理画面で名前を入力したり、住所を登録したりする機能が付いていて、それを登録すると特典があったりする仕組みがありますが、pCloudにはそもそも名前や住所を入力する欄はありません。余計なことは聞かないスタイルです。
当然、pCloud内に保管したファイルについても、pCloud側でアクセスしたり特定することはできないように作られています。僕も何年かpCloud社と協業して、色々な仕事に関わってきましたが、彼らが「こっそり」にせよ「例外的」にせよ、誰かの使用状況を確認するところを見たことがありません。本当に必要であってさえも、「うちでは無理だ」という返事が来るのです。
ここまで厳格に運用する理由のひとつには、ヨーロッパが誇る世界一厳格な個人情報保護規定GDPRが関わっていると思います。
GDPRは、EUが制定した個人情報保護規定です。
非常に厳しく、世界一厳格であると言われています。pCloudはこのGDPRに準拠していることが認められています。
GDPRは個人情報の収集、個人情報の管理、個人情報の削除、すべてに厳格な基準が定められていて、もしそれに違反した場合、一企業では経営が傾くレベルの莫大な罰金が科せられたりするほど厳しい法律です。pCloudはそのGDPRに準拠していることが認められているサービスです。
ただ、pCloudの本社はスイスです。
皆さんもご存知の通り、スイスは永世中立国で他国と同盟を結ばないのが国是です。
つまり、スイスはEU加盟国ではありません。
しかし、そのスイスは金融立国としての側面もあり、外国の大金持ちが銀行口座を開設しています。これは外国の捜査関係者から照会があっても、おいそれと個人情報を明かさないというスイスの原則があるからこそ、彼ら大金持ちがこぞって銀行口座を開設するという訳なのです。
pCloudは、独自のFDPAというスイス版GDPRにも対応しつつ、ヨーロッパ圏で適用されるGDPRにも対応し、事実上、現代において世界で最も厳格なプライバシー保護に正しく対応したサービスを提供しているのです。
ちなみに、pCloud社はサーバを自社所有することにこだわっています。
AWSとかAzureなんかの場合、アメリカ政府または現地当局が政治的な理由などで圧力をかけてきた際に、あっさり個人情報を引き渡す可能性があります。いくらpCloud社がプライバシー保護を打ち出していても、外的な要因で覆されてしまうというのを防止するために、pCloud社はサーバを自社所有としているのです。
pCloudは検閲するか?
多くのクラウドストレージサービスでは、種類を問わずさまざまなファイルを保存することができます。家族や友だちとの写真や動画、仕事のデータ、プライベートなファイル……これらのプライバシーは本当に守られるのでしょうか?
現在、恐らく非合法なサービス以外すべてのクラウドストレージサービスで検閲は行われているはずです。ただし、中の人による目視での検閲は相当減ってきており、現在は機械的にチェックを行う仕組みが普及しています。
pCloudに絞って説明すると、pCloudではファイルの中身は確認せず、データ照合によって検知する仕組みを取り入れています。
インターネットにはさまざまな違法データが流通しています。マンガや映画など著作権のあるデータ、違法性のあるアダルト画像、テロなどの残酷な映像、犯罪に関連するもの……これら違法データを日々解析している外部の組織があり、この組織では1つ1つのファイルを開かずに、内部のデータ配列などを照合し、違法ファイルと合致する場合に警告が出るようになっています。
pCloudでは、この仕組みを用いて、保存したファイルを一切開くことなく、ただ違法なデータを検出するようにしています。
検出された場合であっても、そのファイルが特定されたり、どんな内容だったか確認されたりすることはありません。機械的に検知されるだけなので、pCloudの中の人は、そのファイルの中身はもちろん、違法アダルト動画なのかマンガや小説の違法コピーなのかさえも把握できません。ただ分かるのは、違法であるということだけです。ユーザのプライバシーはちゃんと保護されます。
ただ、犯罪に利用したという扱いになるため、pCloudでは厳格に対応されてしまいます。
これはGoogleでもDropboxでも同じことで、別にpCloudが特別厳しいということはありません。ちょっと前に、Google Driveに保存したファイルがアウトでアカウント削除を受け、同時にGmailなども吹き飛んだという話がありましたが、普通はそうなります。
クラウドストレージにヤバいものは入れるな。これが大原則だと思います。
pCloudのバックアップ機能でお引越ししよう
pCloudには、他社のクラウドストレージから引っ越しする機能が搭載されています。
pCloudを契約した直後は特にファイルを移し替えたい、という需要があると思いますが、この機能を使えばかんたんに実現できます。
この機能を試すにはWeb版を使います。
左側に「バックアップ」-「Third-party」という項目があるのでクリックすると、下図のような画面になります。
ここで目的のストレージをクリックすると、自動的にバックアップが始まるという仕組みです。かんたん!


ただ、幾つか弱点があります。
1つは、連携できるサービスが少ないこと。少ないとは言え、Dropbox / OneDrive / Google Driveは押さえているので、たいていの方は問題ないと思います。
もう1つは、ファイル転送の速度が遅いこと。
ファイルの量にもよりますが、結構お待たせするかも知れません。
ただ、パソコン等をずっと電源入れっぱなしにしておく必要はないので、夜寝る前とか、金曜日退勤直前とかにスタートさせれば、次にパソコンを起動させたときには終わっているかも知れませんね。
ただ、もっとマイナーなクラウドストレージと連携したい、もっと高速に転送したいという場合は、シンガポールの会社がサービス提供しているMultCloudがお奨めです。こちらも僕の会社が日本で紹介しているサービスですが、GDPR・ゼロナレッジに対応しており、とても優秀なんです。
pCloudの料金プランについて
先にご説明したように、pCloudの無料版は、最大10GBまで使うことができます。
でも気に入ったら、ぜひ有料版を試してみてください。
pCloudは、「ユーザに選択の自由を提供する」というのをひとつの大きなコンセプトとしています。たとえば、アカウントを作るときにデータリージョンを選択できるというのは他社サービスでは見かけないと思います。これも自分のデータをどこに保存させるか、提供の自由を提供するというpCloudのコンセプトを具現化させたものです。
料金の支払いについても、この考えによって提供されています。
pCloudは、月額支払い、年額支払い、そして一括支払い(つまり買い切り)の3通りから、自由に選ぶことができます。あなたの考え方と、都合と、手持ちの予算で選んでください。
pCloudは最大16TBまで増設可能
pCloudのプランは、500GB / 2TB / 10TBの3種類です。
これらは後から追加購入することができ、2023年時点で最大16TBまで増設することが可能です。
これまでにも最大容量は増えてきているので、将来もっと増えるかもしれません。
pCloud公式サイトで購入する場合は外貨決済
pCloudの公式サイトで直接購入する場合、ドルでの支払いとなります。



支払いはPayPalまたはクレジットカード。JCBは使えません。
購入前に日本円を確認してからご購入ください。
Googleで「1,190ドル 日本円」などと検索すると、サクッとその時点での日本円が表示されますので、まずご確認ください。
注意すべきは、クレジットカードを使った外貨決済の場合、購入日の数日後のレートで計算されるということです。急な円安になると、買い切りプランでは数千円くらい簡単に跳ね上がります。
また、外貨決済にはクレジットカード会社から手数料が請求されます。たいてい2〜3%くらい上乗せされることも覚えておいてください。PayPalだと、たしか4%くらい取られたと思います。
これらはpCloud社が請求する追加費用ではなく、あくまで決済会社の費用なので、海外のサイトで購入する場合はたいてい必要なものです。
ダウンロードGoGo!でpCloudを購入する場合は日本円
手前味噌を並べて申し訳ないんですが、僕の会社が運営している「ダウンロードGoGo!」でもpCloudを公式販売しています。
当社はオフィシャルパートナーなので、pCloud公式で購入するのとまったく変わりがありません。

公式サイトでも案内が出ていますが、ダウンロードGoGo!なら日本円で支払うことが可能です。
ダウンロードGoGo!では、pCloudの料金を毎日1回、日本円に換算して表示しています。価格はそのままで、お店の手数料的なものはいただいていません。消費税も含まれています。
決済方法はクレジットカードはもちろん、PayPalにも対応しています。JCBも使えます。
その他の決済方法も多彩で、コンビニ決済や銀行振込、ペイペイ決済も可能です。エポスかんたん決済にも対応していて、これで購入すると3倍ポイント還元です。
pCloudの偉い人から「日本人にとって買いやすいようにしてね」といわれているので、日本人ユーザはダウンロードGoGo!経由で購入していただいた方がかなりおトクに買えるはずです。

ダウンロードGoGo!で購入した場合、買い切りプランは同じですが、年額支払いプランがサブスクではありません。1年が経過すると、そのまま無料版の状態に戻ってしまいます。継続したい場合は改めて年額支払いプランを購入するなどの必要があります。
自動更新が良い場合は、pCloud公式でお買い求めください。
pCloudの買い切りプランはおトクなのか
pCloudは、一括前払い……つまり、買い切りプランというものが存在します。
最初に一度支払ってしまえば、99年間、または利用者一生涯のどちらか短い方の期間、ずっと追加費用の必要がなく利用できるという仕組みです。
計算してみると、500GBと2TBの買い切りプランは、年額支払いプランに換算すると4年分の費用であることが分かります。
500GB買い切り:199ドル
500GB1年間:49.99ドル
買い切りプランが約200ドル、年額支払いプランが約50ドルなので、4年間使えばトントン。5年目からは実質おトクになるという計算です。
2TB買い切り:399ドル
2TB1年間:99.99ドル
こちらも買いきりプランが約400ドル、年額支払いプランが約100ドルなので、500GBと同じ感覚で良いと思います。
10TB買い切り:1,190ドル
2TB1年間の5倍:499.95ドル(99.99 x 5)
10TBは年額支払いプランがないので、2TBの年額支払いプランを5倍にして10TBにした場合、499.95ドルになります。約500ドルです。
この10TBについては、わずか2年半未満で元が取れる計算になります。3年以上使うなら、確実におトクという計算になります。
これはあくまで2023年時点の計算ですので、今後値上げとかあればバランスが崩れる場合もあると思います。一般論ですが、今後まず物価は下がる可能性より上がる可能性の方が圧倒的に高いので、今のうちに購入して4年以上使った方が得られるメリットは大きいはずです。
日本の情報開示認定制度を取得!
ここまで読んできた方なら、pCloudがすごく面白いサービスであることが分かったと思います。
僕はpCloudにすっかり惚れ込んでしまって、すぐにスイスのpCloud社にメールを送りました。僕の会社は、海外製ソフトウェアやオンラインサービスの輸入販売業を営んでいます。日本のユーザの皆さんに、素晴らしい世界のソフトやサービスをご紹介し、役立ててもらうことをミッションとしています。
pCloud社にとって、日本は遠い東の果ての国。
僕らがスイスに「報酬はスイス銀行に振り込め……!」くらいしかイメージがないのと同じように、彼らもまた「フジヤマ、テンプ〜ラ、ゲイシャガール」くらいしかイメージの湧かない国であることは想像に難くありません。やはり最初は「なんだお前、どこから来た」と言わんばかりの塩対応でしたが、現在ではアダ名で呼びあうほど打ち解けて、日本での業務ほとんどすべてを任せてもらっています。
2022年の秋ごろから取り組みをスタートして、2023年3月30日にやっと終わったのですが、なんとpCloudは、日本の情報開示認定制度を取得することに成功しました!

正式には、ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定制度と言います。
主に大企業とか政府機関などがクラウドサービスを選定する際、一定水準を満たした安全・信頼性の高いサービスであることを第三者機関が認定したという意味を持つものです。
認定までは無茶苦茶遠い道のりでした。。
サービス概要の説明からスタートして、会社の経営状態やサーバの仕様、データセンターの設備確認、内部規約の開示、その他諸々100項目以上に及ぶ厳しいチェックを通過して認定されています。僕が用意した提出資料も数百ページに及んでいます。
これは、世界規模のクラウドストレージとしては初の認定で、他社サービスではまだ取れていません。
pCloudの優秀さが、本当に頭ひとつ抜きん出ていることを、この認定が示してくれたと思っています。
pCloudはサービス終了するのか
Twitterなどを見ていると、「pCloudの買い切り版を契約しても、サービス終了したらそれまでだよね」というコメントをちょくちょく目にしています。まあ、気持ちは分からんでもないですが、それは杞憂です。
この情報開示認定制度の過程で僕もあれこれ確認しましたが、pCloud社の経営状態は明らかに良好です。ここ何年も黒字続きであり、資金も潤沢でした。
日本の大手上場企業と肩を並べる企業規模ながら、買収を防止するため上場はしていません。ただし、投資会社からの資金調達は順調です。
彼らは最悪の事態に備えて、最低1年分の運転費用はストックしてありますが、少なくともここ数年以内に破綻するリスクはありません。仮に破綻した場合も、ちゃんと彼らはその事態に対応するマニュアルを用意していました。
加えて前述したとおり、pCloudサーバはすべて自社所有なので、外的な要因でサービスが強制終了するリスクもほとんどないと言えます。
このことは、情報開示認定制度でも審査対象となっており、その意味からも一定程度は信用して良いのではないかと思います。
ファミリープラン、ビジネスプランについて
今回の記事では、pCloudの個人向けサービスに絞って説明しましたが、実はpCloudには「pCloudファミリー」「pCloud Business」という2つのプランが存在しています。
pCloudファミリーは、家族や友人同士、サークル活動などで利用できるプランで、最大5人まで共用できる仕組みになっています。ファイル共有などの機能が使いやすくなっています。
買い切りプランのみで、こちらも最大16TBまで増量可能です。
pCloud Businessは、ビジネス専用プランです。ファイル共有の設定が厳格化しており、ビジネスでも安全に利用できます。
こちらは買い切りプランが存在せず、サブスクリプション専用のプランとなっています。
こちらも興味があったら、是非ご一読ください。
日本での展開はまだまだ続く! pCloudにぜひご注目ください
以上、pCloudサービスの詳しい説明でした。
この記事を初めて書いたのが2020年だったのですが、3年経って今回全面的に書き換えました。
大きく変わった仕様はありませんが、最大容量が増えていたり、新しいプランが登場したり、料金もいくらか変わったりしていたので、書き換えながら「ずいぶん進歩したなぁ」と感慨深かったです。
pCloudの日本展開はまだまだ続きます。
この先のことはまだ秘密ですが、大きなイベントが企画されています。まだ発表できる段階になったら、ぜひお知らせしたいと思います。
ここまで長いお付き合い、ありがとうございました!
pCloud Cryptoは、市場で利用可能なものの中で最高のセキュリティを提供します。クライアント側での暗号化の仕組みでは、解錠の鍵を持っているのはあなただけであり、あなたのデータに軍事レベルの保護を提供します。pCloudでは、お客さまのデータを復号化することができません。つまり、あなたのファイルについては「何も知らない」のです。たとえどんな権限者がクラウド上のあなたのデータにアクセスを求めても、それを提供する方法はありません。なぜなら、それは私たちによってアクセス可能ではないからです。これは、pCloud Cryptoがユーザーにとって最高レベルの保護を確保していることを意味します。